看護師の役割を増やす準備が始まっている

変わりつつある看護師の仕事があります。
厚生労働省が、看護師の一部医療行為を解禁にすることを考えているというニュースがあります。

イメージしたのは助産師です。
看護師が資格をとり、助産院を開業したり、病院でも産婦人科でも医師の代わりができる。

医師の具体的な指示がなくても、看護師の判断で、患者の急激な変化に対応することができるということです。
医師以外の、医療従事者の役割が拡大されることは、医師不足の解消にもつながります。
患者にとっても素早い対応は良い方向なので、両者に有効な手段といえます。

これらは、通常国会で提出され、早ければ2015年度から施工される可能性のある、保健師助産師看護師法改正案です。
これまでは、医師の指示の基に行われていた41種類の特定行為を、研修を受けた看護師は、自分の判断で素早く患者の急変に対応することができるようになります。
研修は、厚生労働省が指定した機関で、医師が指示した手順をもとに、看護師の判断でできることです。
41種類の医療行為を「特定行為」として選定し、分野ごとに14区(床ずれで壊死(えし)した部分の切除や点滴中の高カロリー輸液量の調整、抗不安薬をのませるなど)に分けられていています。海外では既に実施されているところもあります。

指摘されている問題点もいくつかあります。
医師は「包括的指示」の看護師と「具体的指示」の看護師の区別をどうおこなうのか、看護師の勤務は毎日交代制です。
医師と看護師の職務区分が崩れることなどで、チーム医療も損なわれる心配があります。
看護師の職務拡大もあり、看護師の離職が増えて、益々看護師不足が増大するなどの心配の声もあります。

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